夢の多頭飼いが現実に!!成功のカギは飼い主さん!
こんにちは!
ニコです☺︎
猫が好きすぎて猫をもう一匹迎えたいと悩んでいる飼い主さん。
留守にしている間、1匹では寂しい思いをしていないかと思っている飼い主さん。
猫好きなら誰もが一度は憧れる、猫がたくさんの空間。
猫同士でじゃれあったり、周りを見渡せば猫だらけの生活がしてみたい!と、多頭飼いについて考えたことがあると思います。
しかし、
先住猫と仲良くなれるかな?
先住猫が嫉妬してしまわないかな?
ストレスがかかってしまうんじゃないか?
不安な要素しか思い浮かばなくて、多頭飼いするには勇気がいりますよね。
今から伝えることをしっかりとおこなえば、
誰もが羨むような猫がたくさんいる生活が出来るようになります!
先住猫に対しての飼い主の接し方こそ、多頭飼いの成功のカギを握っています。
新しい猫が来る前にしておくべきこと
・環境作り
多頭飼いをするときに注意しなければならないのは、まずは空間作りです。
猫たちが毎日自由気ままにストレスなく過ごすことができる空間を作りましょう!
広さはもちろんですが、高低差のある高さもポイントです。
キャットタワーだけでなく、猫たちがくつろげるようなスペースをたくさん作ってあげましょう。
・健康管理
先住猫がいる場合は、感染症やノミ・寄生虫など、先住猫の今の健康状態をしっかりとチェックしましょう。
猫を多頭飼いするときのコツや注意点
猫の数だけトイレは必要か?
多頭飼いの場合、理想的なトイレの台数は、“猫の数+1個”です。
新しい猫の気配を気にしたり、自分以外の猫が使って汚れたトイレで排泄ができない猫もたくさんいます。
まずは猫がそれぞれ落ち着いて排泄ができるように飼い主さんが注意深く観察してあげましょう。
それに応じて、それぞれに合ったトイレの環境を整えてあげます。
トイレは共用になっても問題ありません。
しかし、汚れていると猫がトイレを汚い場所だと認識してしまうので、こまめに掃除をしてあげましょう。
ごはんはみんな同じものでもよいのか?
みんな同じものをあげるのは決していいとはいえません。
猫種や年齢、体重など、個体差によってあげるべきごはんが違うからです。
また、成長前期、成長後期、成長期、中高齢期、高齢期など、猫の成長過程に合わせて変えていくことも大切です。
同じ種類の餌を同じ量であげられると楽なのは分かりますが、それぞれの猫が快適に暮らし、健康面を第一に考えるようにしましょう。
ごはんをあげるタイミングはみんな一緒でよい?
ごはんをあげるタイミングは一緒でも構いません。
初めのうちは、距離が離れたところで与えてみてください。
誰かと一緒に食べることが楽しいということを感じさせてあげましょう。
慣れてきたら、同時に同じ場所でごはんを食べてくれるかもしれません。
別の猫のごはんを奪って食べてしまう子がいたりする場合もあるので、一概に同じ場所で食べるのが良いとは言えません。
猫同士の相性もあるので、毎日の食事の時間に気をつけてみてあげましょう。
相性のよい組み合わせってあるの?
一緒に暮らすことになった猫同士の相性、ここが一番気になるポイントだと思います。
一概に、相性の良い悪いというのは言えません。
人には慣れているけど、猫には慣れていない。
ずっと1頭で暮らしていたから他の猫と暮らすのには時間がかかる。
など、パターンはさまざまあります。
1.子猫×子猫
性別に関わらず、子猫同士の組み合わせがもっとも多頭飼育を成功させる組み合わせです。
1歳以下の猫、もしくは2ヵ月齢前後の時期は環境への順応もしやすいです。
仲良くできる可能性がもっとも高いと言えます。
2.子猫(男の子)×成猫(男の子)
去勢をしていない成猫の男の子であれば、本能的に子猫を攻撃してしまう可能性が高いです。
男の子の成猫が、雌猫と子猫を引き離すために、子猫を殺してしまうこともあります。
子猫が小さいうちは、男の子の成猫と一緒にさせるのは、目の届く範囲にしておきましょう。
3.子猫(女の子)×成猫(女の子)
女の子同士の多頭飼育は、どちらも神経質なことが多いので男の子同士の対面よりも慎重に行うことが重要です。
4.成猫(男の子)×成猫(女の子)
成猫同士の組み合わせは、性格によって相性が異なります。
トライアル期間を経て、どうしても難しい場合には、お迎えをあきらめなければならない可能性も十分にありえます。
大人になっている猫であればあるほど、性格や個性などが確立されています。
温厚な性格であれば新入り猫ともうまく生活できるでしょう。
どちらかが子猫、もしくはどちらも子猫であるほうが社会化形成がされていないため、よりよい関係性を築きやすいかと思います。
先住猫との初顔合わせの方法
STEP1
まずは別々の部屋で生活をさせる
はじめの1週間くらいは、先住猫と新入り猫を別々の部屋で生活させましょう。
猫は縄張り意識が強いという理由はもちろんありますが、まずは新入り猫が環境に馴染むことが大切です。
STEP2
先住猫と新入り猫、お互いの存在を少し意識させる
相手の匂いがするタオルを入れてあげるなど、対面に備えて日々の生活に少しずつお互いの存在をわからせていきます。
タオルの上にそれぞれの猫の好きなおもちゃをのせてあげると、お互いの匂いにいい印象を抱きます。
STEP3
ケージ越しでの対面をする
まずはケージ越しに対面をさせて反応を見ながら接触をさせていきます。
相性によってはケンカをしてしまう場合もあるので、お互いにケガをしないように見守っていてあげてください。
会わせるタイミングは空腹時にし、両方の猫に好物を与え、いい印象を与えるようにします。
STEP4
ケージなしで注意深く様子を見ながらふれあわせる
STEP3を何度か行ったあとは、徐々にケージなしでのふれあいを行っていきます。
必ず目を離さないようにしましょう。
万が一どちらかが逃げるたり威嚇するなどの行為をした場合は、中断して別の部屋に移動させてあげましょう。
最初は新入り猫に対して先住猫が威嚇して逃げたりする場合もあります。
先住猫にとって、家はまるごと縄張りです。
猫には縄張り意識を守るという本能があるので、他の猫がその縄張りに入ってくれば威嚇をしてしまうのは仕方がないことです。
猫によっては、2~3ヶ月程度かかることも十分ありますが、表情や行動を見ながら少しずつステップアップしていきましょう!
先住猫の生活リズムが変化しないようにキープしてあげること。
今までの生活リズムを崩さず、少しずつ新しい猫とのふれあいを試みてあげてください。
どちらにもストレスを与えないために、徐々に接触をさせてあげましょう。
飼い主は、先住猫のペースを優先してあげることも大切です。
飼い主が新しい猫にかかりっきりになってしまうと、ヤキモチを妬いてしまう場合もあります。
たとえばごはんやおやつをあげるとき、じゃらしで遊んであげるとき、ブラッシングやケアをしてあげるときの順番も、まずは先住猫からにすることが重要です。
多頭飼いになっても一対一でスキンシップをとり、変わらないコミュニケーションをとってくださいね!!